【看護師転職で人気の病院以外の職場・職種10選】病院以外に転職する際のコツや注意点

看護師の職場＝病院のイメージが一般的ですが、実は看護師資格や経験を活かせるフィールドは病院以外にもさまざまあります。

医療現場での仕事は高収入である反面激務であったり、ブラックな労働環境で収入が割りに合わないと感じたり、ライフステージによっては病院で仕事をし続けることに限界を感じる方も中にはいることでしょう。

本記事では病院以外の職場に転職することを視野に入れている看護師の方に向けて、下記内容について解説します。

「新たな環境で仕事をしたい！」

「働き方を見直したい！」

などと、病院以外の職場への転職考えている看護師の方は参考にしてみてください。

関連記事：看護師転職サイトおすすめランキング比較16選【失敗しない選び方も解説】

看護師が病院以外に転職したくなる理由

そもそも、病院以外の転職を希望する看護士のきっかけや理由としてよくあるケースについて確認しておきたいと思います。

【看護師が病院以外に転職したくなる理由】
・職場の人間関係がつらい
・夜勤や残業がつらい
・仕事のプレッシャーに耐えられない
・給与が割りに合わない
・ライフステージの変化に伴い働き方をシフトしたい
・患者が弱っていく姿を目の当たりにするのが精神的につらい
・他にやりたいことがある/興味がある
・仕事内容が合わない

参考：看護師の就職先ランキング【おすすめの転職先を100選で解説】

職場の人間関係がつらい

病院で働く看護師が病院以外の職場を探すきっかけとなるよくあるのが「人間関係がつらい」というケースです。 人

間関係が理由で転職する看護師の中には二度三度同じ経験を繰り返し、一層病院ではなく病院以外の職場で仕事をすることで人間関係に悩むリスクを減らせるのではないかと考える人も少なくありません。

看護師に限らずいずれの職種においても転職の原因となりやすい職場の人間関係ですが、特に患者や同僚とのコミュニケーションなくしては成り立たない看護師の仕事においては、一層人間関係によるストレスを抱えやすい特性の仕事と言えます。

参考｜口コミ

「新卒で入った病院は、お局がこわすぎてメンタルやられながらも 休まず4年間勤めた。看護師の仕事だけでも大変なのに ＋女社会ってなかなかつらいものがある。 でも、転職したら人間関係で悩むことはめっきり減った。悪口を言われることも他の人のを聞くこともないし、心の平和って一番大切だと思う。」（出典：X (旧twitter）） 

「看護師として複数回の転職をして分かったコト。それは…どの職場にも自分にとって嫌な人が必ずいるという事実 とはいえ、どの職場も病棟特有のドロドロな人間関係に比べると、苦痛度は低かったです。 もしも病棟での人間関係に我慢の限界を感じているなら、病院以外への転職を検討するのもオススメ」（出典：X (旧twitter）） 

夜勤や残業がつらい

看護師として「夜勤がない・残業が少ない仕事を求める」となると、病院以外で働くことが必然となってしまうケースです。

病院で働く看護師の仕事はシフト制であることが一般的であり、シフトで労働時間が決まってはいるものの患者の状況次第では残業が求められることも多く、プライベートとの両立がしづらいという声も上がっています。

また夜勤が必要となることから、生活リズムが整いにくく、継続して同じ職場で仕事をし続けることが体力的に厳しいことから病院以外への転職を希望する人もいます。

参考｜口コミ

「毎回夜勤の前に病んでるんだけど！ もっとQOL上がる仕事に転職したい！ みんななんの仕事してるの！ 精神科からでも通用する仕事ある？ まあ出来れば看護師続けたいと思う時あるけど、なんか疲れちゃった」（出典：X (旧twitter））

「坐骨神経つなのね！ お互い歳とるのが怖いね(´；ω；`) 看護師って夜勤ありきで、夜勤してなかったらお給料めっちゃ安いよ んでパートになったから他の手当てとかもなくなっちゃうからね だからクリニックとか夜勤ないところに転職したいけど今後の引っ越し考えたら今動くのはうーんって感じなの」（出典：X (旧twitter）） 

「大変だよね〜私看護師してるんだけど、病院キツ過ぎて病院以外のところに転職したよでも既に辞めたい笑 受付の方にすごいお世話になったから、受付さんは大変だと思うよゆりちゃんも毎日よく頑張ってるね どこでも好きなところ転職していいよね！！」（出典：X (旧twitter））

「病棟看護師辞めたいな。 夜寝れないのが1番つらい。 早くこの生活から解放されたい。」（出典：X (旧twitter））

仕事のプレッシャーに耐えられない

「医療行為を担う看護師の仕事の責任の重さにプレッシャーを感じ、過度なストレスを抱き続け向いていないと感じ病院以外の職場への転職を希望する」というケースです。 看

護師として働くことを志したものの、いざ現場で仕事をする中で仕事のプレッシャーにいつまでも慣れることがなく、精神的にきついと感じる看護師の方も中にはいます。

参考｜口コミ

「すごい、好きだと思えぬままプレッシャーに負けまくってました…胃に穴が空くかとおもうほど。 看護師の免許を持ったまま何か病院以外で生かせるものがないかなぁと思ってたので企業の健康センター参考にさせていただきます」（出典：X (旧twitter）） 

「突然失礼します。看護師から転職して治験コーディネーターの仕事をしております！ 夜勤なし、人は死なない、アドレナリンずっと出っ放しでないなど、看護師と比較するとプレッシャーは少ないかと…！」（出典：X (旧twitter）） 

「キャパは人それぞれですし、辞めてオッケーですよ。私は病棟の責任プレッシャーと、患者さんを無視する状況が苦しくて、二度と病院勤務しないと決めた元ナースです。デイサービスは看護師も爆笑しながら仕事できて、楽しかったです。夜勤もないですしね。転職先の参考になれれば。」（出典：X (旧twitter）） 

「医療従事者だと行動に責任伴うし、病院辞めたい… しかもうちの病院コロナの経営不振でボーナス大幅カット。 夜勤看護師なんてもっと悲惨。必須の看護補助の人なしで仕事回せ言われてるらしい。 病院潰れるんじゃないかな。 転職は3年目に入ってからって思ってたけど、泥舟が沈む前に転職するか。」（出典：X (旧twitter）） 

給与が割りに合わない

病院看護師の仕事は肉体的にも精神的にもハードな割りに、給与が少なく割りに合っていないことが理由で、病院以外の働きやすい職場や他職種に転職を希望する看護師もいます。 精神的に疲弊しているうえに、給与が割りに合わないことで仕事へのモチベーションを保つことができないという看護師の声も少なくないよです。

参考｜口コミ

「転職したいなあ 託児所完備の職場いいなあ もしくは保育園の近く ついでに看護師もやめてぇ〜〜〜あ〜〜あの独特のストレスは、給料に見合っていない」（出典：X (旧twitter））

「今日も同期と話したけど、夜勤もしてるのに看護師の給料低すぎませんか？同給料の仕事の何よりも辛い仕事内容だと思う、、転職したい」（出典：X (旧twitter））

「看護師以外に転職したい〜 仕事には困らないが仕事内容と責任面で給料が割に合わないよね。職場によっては人間関係クソだし。 MRとかいいよな、給料いいし多少は薬の知識もあるしとか思ったけど、大卒が基本らしい。専門卒チーン。 子どもには大学行かせよって思った基本給にも差が出るしな…はぁ」（出典：X (旧twitter））

ライフステージの変化に伴い働き方をシフトしたい

「結婚や出産・育児などのライフステージの変化に伴い、働き方を見直したことがきっかけで病院以外の職場で看護師として仕事をすることを選択肢のひとつとして希望する」ケースです。

参考｜口コミ

「急性期の病棟看護師2年目で結婚、 3年目で妊娠したんだけどさ。 夜勤もあってつわりも早産も怖くて やめたい思って辞めた 復帰しようと転職サイトよく見てん だけど登録マジ悩むね。 有名なとこでOKかと思いきや、 ブラック病院ひいてしま (文字数足りないコメ欄続」（出典：X (旧twitter））

「発動中。 せかさず、本人のペースでゆっくりと。 子供時代の体験って本当に大人になって影響する。 だから、今しかできない育児を今する 看護師から在宅で仕事ができる ライターへ転職して良かったと思う。」（出典：X (旧twitter））

患者が弱っていく姿を目の当たりにするのが精神的につらい

患者が弱っていく姿を見るのが精神的につらく、慣れることもないため、病院以外で仕事をしたいと思うケースです。

病院で働く看護師の中には常に人の死と隣り合わせの環境で仕事をする人が多くいます。忙しく仕事に追われる辛さとは別に人の死と向き合うことが辛く病棟看護師の仕事が向いていないとネガティブな感情を抱いてしまう看護師も少なくありません。

参考｜口コミ

「はぁ、病棟看護師辞めたい時期きた、。なんか悲しくて泣いてる家族とかいっぱい見てきて急変で心マされてる人とかも見てドラマの世界すぎてさ。それを何回も見るわけじゃないけどやっぱり見ると忘れられない、頭のどっかにはずっとその光景があるんだよな。なんか業務に追われて」（出典：X (旧twitter））

「皆んな看護師辞めたいって思ったて安心した 私も療養病棟だけど 疲れてキタゾ なんかさ、、、 こう元気だった患者さんが状態が落ちて死んでいくのが最近無理になってきた、、、、 看護師自体向いてないのかもな。」（出典：X (旧twitter）） 

参考：【病院以外】職場で働きたい看護師におすすめの職場11選！高収入と休日が多い業界も解説

他にやりたいことがある/興味がある

「看護師の他にやりたい仕事がある」「病院看護師以外に看護師資格を活かしてやりたい仕事がある」といったキャリアチェンジを目的に転職するケースです。

また、苦労して取得した国家資格である看護師資格を取得しているがゆえに、看護師としてのキャリアをストップし別の分野の仕事に就くことを躊躇している方も少なくありません。

参考｜口コミ

「初めまして、現在大学病院病棟の看護師をして四年目になります。 来年度から産業保健師になれるように転職活動を始めました。本気でなりたくて頑張ってます、hana さんのブログを見て第一種衛生管理者の資格も取りに行きました。始めるのが遅かったかもと後悔もありますが、是非お力添え頂きたいです。」（出典：X (旧twitter））

「ほんとに夜勤なしだと一気に下がりますよね 企業もそうですよね、、企業に就職したいから収入少なくても焦らないように貯金したくて、そのために今バイト生活してます本当だったら今すぐにでも企業に転職したいけど貯金ないので 看護師したくないのにバイトしてるの皮肉すぎます」（出典：X (旧twitter））

「『やりたい仕事とか何もない』 転職活動の初めそう思ってた。看護師で疲弊して、人と関わらない仕事ならなんでもいいって思ってたけど「何してる時が好きか」「どういうことが嫌いか」「どういう作業が好きか」一つひとつ言語化して自分を知ると、今の営業職に繋がった」（出典：X (旧twitter））

仕事内容が合わない

働いた先での仕事内容が合わず、転職するというケースです。

「スキルや経験不足により仕事の内容が合わないと感じてしまう」「思っていた仕事内容と実際が異なっていた」といったケースがよくあります。

参考｜口コミ

「転職経験者です！(看護師) 最初の職場での仕事内容が合わず、昨年の6月に退職しました。今の仕事の方が自分に合っていて精神も安定しています。 自分がやりたいことが明確なら、転職を視野に入れても良いと思います。 まどりさんが納得する決断をしてください〜長文失礼しました」（出典：X (旧twitter））

「おはみんと 同期の看護師が転職するかも。 外科から内科に異動したら、 仕事内容が全く違うから 時間内に仕事が終わらない。 外科は8年目だけど、内科はゼロスタート。 「8年も看護師やってるのに、 こんなこともわからないの？」 って公開処刑。看護師として悲しい…」 （出典：X (旧twitter）） 

参考：看護師から他職種には転職可能？転職を考えるあなたに贈る4つのポイント

参考： 【看護師の資格でできる仕事厳選12選】病院以外・看護師以外の職場を紹介

看護師が病院以外の職場に転職する際のポイント

看護師が病院以外の職場を選ぶ際の重要なポイントについてまずは解説しておきたいと思います。

【看護師が病院以外の職場に転職する際のポイント】
・ワークライフバランスを考慮した現実的な職場選びをする
・看護師として培ったキャリアや専門性を活かせる職場選び
・そもそもの自分の強みを活かせる職場選び
・（特定のスキルや知識が必要/有利となる仕事の場合）あらかじめ計画的に資格やスキルを取得しておく

参考：病院以外の看護師の転職先候補17選！仕事内容や特徴について紹介

ワークライフバランスを考慮した現実的な職場選びをする

病院以外の職場を転職先として検討している場合、「ワークライフバランスを考慮した現実的な職場選び」をすることが大切です。

病院勤務は24時間体制のため、不規則な勤務時間や夜勤が求められることがありますが、病院以外の職場では、定時での勤務や週末休みの環境を整えているケースが多いです。

特に介護施設やホームヘルスケア、学校、ホスピスなどの場所では、看護師の役割はより予測可能で規則的なものとなります。

看護師として培ったキャリアや専門性を活かせる職場選び

病院以外の職場を転職先として検討している場合も「看護師として培ったキャリアや専門性を活かせる職場選びをする」ことが重要です。

看護師は病院だけでなく、さまざまな分野で活躍することができます。

自分が得意とする分野や興味のある領域を見つけ、そうした専門性を活かせる職場を選ぶことで、よりやりがいを感じながら働くことができるでしょう。

参考：【病院以外】看護師におすすめの病院以外の職場14選｜転職方法も解説

そもそもの自分の強みを活かせる職場選び

病院以外の職場を転職先として希望する場合に「自分の個性・特性を踏まえ強みを活かせる職場を選ぶ」こともポイントです。

看護師の中にはコミュニケーション能力に長けた人、リーダーシップスキルを持つ人、教育に熱心な人など、さまざまな個性があります。自分の強みや特技を活かせる職場を見つけることで、より意義ある仕事に携わることができます。

例えば、教育に興味がある看護師は教育機関での指導や研修に携わることで、看護師の育成に貢献できます。

自分の長所を生かせる職場で活躍することで、自己成長やキャリアアップ、一層やりがいにもつながります。

あらかじめ計画的に資格やスキルを取得しておく

病院以外の職場に転職する場合、特定のスキルや知識が必要となるケースがあります。

よってリサーチのうえで「計画性をもって資格やスキルを取得し転職活動をはじめるタイミングを見極める」ことが不可欠となるケースもあります。

例えば、ホームヘルスケアでは在宅での看護が求められるため、在宅看護の専門資格を持っていると有利です。

将来のキャリア目標に合わせて、あらかじめ計画的に必要な資格やスキルを取得しておくことで、スムーズな転職を実現できるでしょう。

また、自己啓発や継続的な学習を積極的に行い、専門性を高めることも重要です。

参考：看護師が病院以外で働く場所は？人気の職場と転職の際の注意点を紹介

参考：看護師以外の仕事がしたい！他業種に転職したい看護師におすすめの仕事22選

看護師転職に定番人気の病院以外の職場や職種5選

以降では看護師に人気のある病院以外の職場や職種をご紹介します。

 

 

参考：看護師が「病院以外」で働ける職場まとめ

「企業（産業看護師）」

企業内で勤務する産業看護師は、看護師として働く病院以外の職場の中でも転職人気の高い職種です。

従業員の健康診断や予防接種、健康相談の実施が主な仕事であり、従業員の健康管理や職場の労働環境を支援する重要な役割を果たします。また、労働災害の防止対策や応急処置のトレーニングも行います。

産業看護師として求められることは企業によって異なりますが、産業保健の専門知識が求められることが一般的であり、「衛生管理者」「産業カウンセラー」「メンタルヘルスマネジメント検定」などの資格を取得しておくことで転職に有利に働く可能性が高いです。

また、産業看護師は必ずしも正社員雇用とは限らないため、求人の雇用形態の傾向も抑えたうえで転職を検討するようにしましょう。

 

「美容クリニック」

美容クリニックでの看護師は、美容治療や美容手術のサポートを行います。

シミやしわの治療、ボトックス注射、レーザー治療など美容に関する幅広いプロセスで患者をサポートします。

美容クリニックでは、美容に関する専門知識や技術が求められます。

美容関連の資格や経験を持つことで、より有利な立場で就職できるでしょう。

医療行為を行う仕事の中でも、美容に特化していることから看護師転職で人気の高い職場のひとつです。

「一般のクリニック」

一般のクリニックでは、内科や外科、小児科、産婦人科など様々な診療科目で看護師が活躍します。

診療補助や処置、検査のサポート、健康相談など、患者の総合的なケアを提供する役割を担います。

一般のクリニックでは、幅広い診療内容に対応できる柔軟性が求められます。

また、診療科目によってはその分野に特化した知識や経験が必要となることがあります。

「健診センター（労働衛生機関）」

健診センターや労働衛生機関では、企業の従業員を対象に定期的な健康診断を実施します。

看護師は健康診断の受診者を受け入れ、検査や健康相談を行うとともに、健康指導や健康プログラムの企画・運営に携わります。

健診センターでは、健康診断に関する知識やスキルが求められます。また、労働衛生に関する理解があると有利です。

「献血ルーム」

献血ルームでの看護師は、献血者の健康チェックや採血を担当します。

安全な献血を確保するために、ドナーの健康状態を把握し、適切な処置を行います。

献血は命を救うために重要な活動であり、看護師の貢献が不可欠です。

献血ルームで働くためには、採血の技術や感染予防対策に加えて、対人コミュニケーション能力が重要となります。

参考：看護師さん必見！看護師の資格を活かせる病院以外の転職先6選！転職のポイントもご紹介

参考： 【最新】おすすめの看護師転職ランキング・比較

医療行為なし！看護師転職に人気の病院以外の職場や職種4選

看護師経験・資格を活かしながら、医療行為のない病院以外の職場で活躍できるコアな仕事もあります。

 

 

「CRC（治験コーディネーター）」

治験コーディネーターは、臨床試験（治験）を適切に進行させるためのサポートを行います。

治験は新薬や治療法の開発において重要なプロセスであり、治験コーディネーターはその中心的な役割を担っています。

主な仕事としては治験の計画立案、被験者の募集や選定、治験の実施に関する調整、データの収集や管理が含まれます。

治験コーディネーターとしての仕事には、臨床試験に関する知識や規制に対する理解が必要です。治験に関連する資格として、GCP（Good Clinical Practice）などの取得が有利です。

RA（臨床開発モニター）」

臨床開発モニターは、治験現場で行われるデータの収集や品質管理を担当します。

CRAとしての職務には、臨床試験の実務経験や医薬品開発に関する知識が求められます。

CRAとしての経験を積むことで、国内外での臨床試験モニターの資格取得が可能となります。

医療機器メーカー（フィールドナース）

医療機器メーカーでのフィールドナースは、製品の導入や使用方法のトレーニングを行います。看護師の専門知識を生かし、医療機器の適切な利用や問題解決に関与します。

医療機器メーカーは製品を導入した病院やクリニックに訪問し、サポートを提供する役割を担います。

フィールドナースとしての仕事には、医療機器に関する深い知識や使用方法のトレーニングに対するスキルが求められます。

また、コミュニケーション能力も重要です。フィールドナースとしての資格は専門性を高めるための研修や認定プログラムがあります。

医療系コールセンター

医療コールセンターの求人では正看護師・准看護師資格を保有していること、また臨床経験があることを前提としていることが一般的であり、看護師ならでは活躍できる事務職のひとつです。

自治体や企業の窓口として健康相談を受けたり、保険会社のメディカルサービスとして相談を受けたり、自宅療養者の健康観察を行なったりと、さまざまな仕事があります。

参考：看護師の転職｜病院以外におすすめの職場15選【夜勤なし＆高収入】

参考：看護師転職サイト最新おすすめランキング ｜求人数や口コミを徹底比較

単発・短期の仕事が多い！看護師転職に人気の病院以外の職場や職種2選

看護師派遣や看護師アルバイトとして人気のある病院以外の職場や職種についてご紹介します。

 

関連記事：看護師は派遣の方が稼げる？派遣看護師として働くためのコツや注意点 

「トラベルナース（応援ナース）」

トラベルナース（応援ナース）とは、病院や診療所、介護施設などの医療・介護現場での一時的な人手不足や急な人員ニーズに対応するために短期的に派遣される看護師のことを指します。

トラベルナースは、旅行会社や旅行イベント主催者と提携し、旅行先での健康サポートを担当したり、国内外の旅行先で発生する健康トラブルや急病時の対応、薬の管理、応急処置など、旅行者の健康を守る役割を果たします。

トラベルナースは旅行期間中に仕事を行うため、単発や短期の案件が多く、柔軟な勤務スケジュールが魅力です。

「救護ルーム（イベントやテーマパークなど）」

イベントやテーマパークなどで救護ルームに配置される看護師は、来場者や参加者の健康管理を担当します。

体調不良やけがの対応、応急処置の提供、症状に応じたアドバイスなどを行います。

イベントやテーマパークは期間限定の場合が多く、救護ルームの看護師はイベント期間に集中して勤務することが一般的です。

これらの職場や職種は、単発・短期の仕事が多いため、看護師の方々にとって、柔軟な働き方が可能となります。

参考：病院以外に転職したい看護師におすすめの職場19選｜珍しい仕事も紹介

参考：病院以外の職場で働きたい看護師必見！おすすめの職場10選

看護師資格を活かして病院以外で働くデメリットとは

介護資格を生かして病院以外で働くことを選択した場合に考えられるデメリット・リスクとしては以下が考えられます。

【デメリット】
・病院より給料が下がる
・看護経験を活かせないことも/看護スキルが低下する

参考：看護師転職サイトおすすめ13選｜人気な求人数比較ランキングを紹介

病院より給料が下がる

看護師免許を活かして病院以外に活躍できる仕事の場合、病院で看護師をしていた時代よりも給与が下がるケースが多いと言えます。 病院は医療を提供する場であり、配属や科によっては専門性が求められるため、給与水準も見合ったものとなります。一方で、医療行為を主業務としない病院以外の施設や機関、職種の仕事は、病院時代よりも給与も下がる可能性は高いです。

看護経験を活かせないことも/看護スキルが低下する

病院での看護業務は多様で、緊急時や急性期のケアなど高度なスキルが求められます。しかし、病院以外の施設ではそのような状況に遭遇する頻度が低い場合があり、看護スキルの低下や鈍化が懸念されます。病院での勤務に比べ、あまり臨床的な経験を積む機会が少ないこともあります。

参考：【看護師の珍しい仕事17選！】知っておきたいメリット・デメリットや看護師求人も解説

参考： 病院以外で働ける看護師資格を活かせるおすすめの就職先

看護師の転職におすすめの転職サイト

看護師の転職に利用をおすすめする転職サイトを以下の通り厳選してご紹介します。

【看護師の転職におすすめの転職サイト】
・マイナビ看護師
・看護roo!
・ナース人材バンク
・レバウェル看護
・看護師ワーカー
・MCナースネット
・ナースパワー
・ナースではたらこ
・スーパーナース

看護師向けの転職サイトでは病院やクリニックの求人割合が多い中でも、 病院以外の求人も多数取り扱っています。

エリアによって求人数に偏りがあるため、複数の転職サイトを併用し上手に活用する使い方がおすすめです。

参考：看護師から転職できる？資格が使える職種＆看護師以外の仕事25選！

ナースパワー

出典：ナースパワー

ナースパワーは、昭和60年よりサービスを開始した日本初の看護師転職サイトで、設立39年の実績と信頼度の高さが魅力です。

プロの担当コーディネーターが病院やクリニック、介護施設、訪問看護ステーション、企業などの各機関における看護師求人4万件超の中から求職者に適切な求人を紹介。非公開求人も多数取り扱っています。

ナースパワーの採用率は驚きの「91.3％」。求人先から受け取る人材紹介手数料は他社水準の4分の1から2分の1と低料金であるため、一層採用率を高められることにも期待できます。

また、正社員やパート、派遣の求人以外にも、応援ナースの求人に力を入れていることも特徴のひとつ。看護師不足のエリアや施設に期間限定で派遣される、トラベルナースや応援看護師とも呼ばれる応援ナースの求人に興味がある方には特におすすめの転職サイトです。

引っ越し費用の支給や家具・家電付のアパートを用意してもらえるため、短期集中で高収入を得たい看護師や気分転換をするために新たな環境で看護師として活躍したい方はぜひチェックしてみてください。